Hさんのニュージーランド移住への道
2013年8月 旅行で初めてニュージーランドを訪れる
2015年4月 NZ移住・留学セミナー参加
2015年5月 NZ移住・留学個別相談会参加
2016年2月 IELTS6.0取得
2016年7月 本渡航
2016年8月 専門学校入学
2017年1月 IELTS6.5取得
2017年5月 専門学校卒業
現在 就職活動中
(インタビューは2017年5月)
渡航前に他のエージェントにも問合せしましたか?なぜ当社に決められましたか?
渡航前に他のエージェントに移住留学に関する問い合わせをしたことはありません。御社( ダウンタウンデスク社)に決めた理由は、社長が自らセミナーを行っていて、良いことだけではなく悪いことも正直に誠実に伝えていたからです。
渡航日はいつですか?なぜその日に決めましたか?
2016年7月に渡航しました。専門学校入学の1ヵ月前です。
ニュージーランド渡航を考えてから実際の渡航まではどれくらい時間がかかりましたか?
最初にセミナーに参加したのが2015年4月で、2016年7月に本渡航したので、1年3ヵ月です。
その間は、英語の勉強と、移住資金を貯めていました。 2015年4月当時は、英語を使う仕事ではありませんでした。そこから英語を使う仕事に転職して、日常的に英語を使う環境に自分を持っていったり、できることはなんでもやろう、と思いました。 そして、セミナー参加から4ヵ月後に、初めて両親に移住の話を切り出しました。5か国旅行に行ったデータをまとめていたので、それを見せたら納得してくれました。
ご通学された学校名、コース、期間を教えてください
NZIEのDiploma in Applied Business Level7で学びました。期間は 2016年8月1日~2017年5月12日です。
通学する学校はどのように決めましたか?
個別面談のときに教えていただいた情報をもとに決めました。ノースショアの方が治安が良いと思い、ノースショアにある学校を探しました。そうするとNZIE以外に選択肢がなかったので、学校はすぐに決まりました。 ビジネスを選択したのは他に選択肢がなかったというのもありますが、日本では理系の仕事で、研究開発や分析の仕事を行っていたので、データ解析、リサーチマネージメント、マーケティングはどの分野でも使えて、方向転換も可能だと思ったからです。 入学日は8月か11月かの選択肢がありましたが、早い方が良いと思って8月に決めました。
英語の勉強について教えてください。専門学校入学をクリアするために、いつ頃からどのように勉強をされたのでしょうか?
元々テニスの試合を見るのが好きだったので、2013年1月に全豪オープンテニスを観戦するためにメルボルンに行きました。そこで、ロジャー・フェデラーの勝利スピーチを聞いたのですが、全然聞き取れなくて悔しかったことを覚えています。
ちょうどその頃、親を説得する材料として、あと移住の足がかりとして、専門学校で勉強することを考えていました。専門学校の情報収集と同時並行で、英語の勉強をしていました。 万が一日本に戻らなくてはいけないリスクを考えて、ワーホリは選択肢にありませんでしたね。だから最初から専門学校のLevel7のコースに入学する必要がありました。そのためにはIELTSで オーバーオール6.0を取得しなければいけませんでした。
★H.KさんのIELTS6.0取得までの道★
2013年1月~2014年1月 主に文法の勉強と、ビジネスで使う英語を学ぶためTOEICの勉強をしていました。ただ、IELTSに比べると、TOEICは単語レベルが高くないなと感じました。
2014年2月 初めてIELTSを受験しました。
このときは、全くIELTSの勉強をしていない状態で受けました。結果はオーバーオール5.0(S,L 5.5/W 4.0/R 5.0)注:S=Speaking, L=Listening, W=Writing , R=Reading 受験してみて、IELTSは基礎力とテクニックの両方が必要だと気付きました。同時期に受験したTOEICは確かな数字を覚えていないのですが、800点を超えました。その後何度受けても、この点数は超えませんでした。
2014年9月~2015年3月 語彙力を増やすために、英検準1級の勉強をしました。
英検準1級はIELTSだと5.5相当でしょうか。 2015年3月 英検準1級に合格。合格したことで、英語面で少しだけ自信がつきました。スピーキングが弱いことが分かったので、英検1級やIELTSの単語帳で語彙力を増やしました。
2015年5月 2回目のIELTS受験は、オーバーオール5.5(S5.5/W5.0/LR6.0)のスコアでした。
2015年9月 3回目のIELTS受験は、オーバーオール5.5(S5.0/W5.5/LR6.0)のスコアでした。
留学経験がないので、会話に慣れるためにオンライン英会話にも取り組みました(2015年5月~) IELTS6.0を取得したら専門学校の選択肢が広がるので、6.0を取得してから学校を決めよう、と思いました。だから10ヵ月間はひたすらIELTSの勉強をしていました。
2016年2月 4回目のIELTS受験で、ついにオーバーオール6.0(S6.5/ R6.5/ W5.5/L5.5)を取得しました。
Speakingの点数が上がったのは、聞かれたことに的確に、でも時々、難しい単語とフレーズを交えつつ答えたからだと思います。例えば、Chiba is next to Tokyo.ではなくて、Chiba is adjacent to Tokyo.のように答えるように工夫しました。
2016年10月 7月に渡航・専門学校に入学して、10月からまた英語の勉強を再開しました。
2017年1月 NZに留学してから初めてのIELTS受験で、オーバーオール6.5(RWS6.5/ L6.0)を取得しました。
Writingのスコアが上がったのは、専門学校のビジネスコースで授業や課題でたくさんのWritingをこなしたからだと思います。勉強時間は、学校の課題の合間に10月から1月までの3ヶ月くらいで1日3時間は勉強していました。毎日ひたすら英語漬けでした。
【IELTS受験時期/結果】
2014年2月 IELTS5.0(SL5.5/W4.0/R5.0)
2015年5月 IELTS5.5(S5.5/W5.0/LR6.0)
2015年9月 IELTS5.5(S5.0/W5.5/LR6.0)
2016年2月 IELTS6.0(S6.5/ R6.5/ W5.5/L5.5)
2017年1月 IELTS6.5(RWS6.5/ L6.0)
オススメの英語勉強法はありますか?
今はネット上に情報がたくさん転がっているので、ネットだけでも勉強は出来ます。ただ、文法用語を英語で理解するのにも1ヵ月くらい時間がかかったので、渡航前に英語を勉強するなら「文法を英語で覚える」ということをおすすめします。自分は、「English Grammar in Use」というテキストを使って1ヵ月で基礎作りをしました。渡航後は授業の予習・復習を中心に勉強を続けました。
初めてIELTSを勉強する人にオススメの勉強法を教えてください
どのバンドもそうですが、Readingと Writingは特に基礎作りが大切だと思います。Listeningは英語を聞き慣れるということはもちろん必要ですが、運もあるかな、と思います。Speakingは的確に話すということが大切ですが、そこに「流暢に」話せるというプラスポイントがあれば点数を上げる余地があると思います。 各バンドSpeaking, Listening, Writing , Reading)に共通するのは、文法とボキャブラリーという土台が必要だということですね。 まずは文法と単語を覚える ⇒ 英文を読んで、読んで、さらに読んで ⇒ 覚えた単語を実際に使う という“インプット ⇒ アウトプット”のサイクルをまわし続けることが、地道ですが確実に点数を上げる方法だと思います。
長期間の英語勉強期間中は、どのようにモチベーションをキープしましたか?
「6.5が取れたら視野が広がる」ずっとそこを目標にしてきてブレなかったので頑張れました。大学や専門学校入学しようと思っている方にとっては、IELTSのスコア達成が第一ハードルですよね。10代、20代の方はそこが大きな課題だと思います。 モチベーション維持には、達成した時のイメージ、ワクワクする感じというか高揚感を想像すると良いのではないかな、と思います。「勉強は習慣」なので、続けることが大切です。IELTSを本格的に勉強する前に、基本的な文法や単語力を徹底的にやるのが良いと思います。ネットにはたくさんの勉強方法が溢れていますが、自分に合った英語法を見つけてください。 IELTS6.5取得は楽ではないですが、諦めずに勉強を続ければ決して届かないスコアではないと思います。地道にしていれば必ず到達します。「継続は力なり」を実感しました。 自分は、4年間試行錯誤しながら6.5に辿り着いたので、もっと早く目標スコアに達するルートはあると思います。 ここまで英語から逃げずに勉強し続けられたのは、自分に負けたくないという気持ちがあったからだと思います。目標を下げて選択肢を狭めたくありませんでした。
これから英語を勉強する人、英語で勉強する人に向けてアドバイスをお願いします
海外移住を考え始めて今日まで4年以上英語と向き合ってきました。思うようにスコアが伸びなくて苦しい時期もあると思います。アドバイスになっているかわかりませんが、自分が英語を勉強している中で気付いたことをお伝えしたいです。
・近く見えるところは必ず落とし穴があって、遠くに見えることは1歩1歩進むと出来るようになっている。
・今の微差は将来の大差になる。楽そうに見えるルートは必ず落とし穴がある。一見、遠そうに見える道は一つずつ目標をクリアすれば最終的に目的地にたどり着く。
・英語を学ぶのと英語で何かを学ぶのは大きな差がある。
・英語の基礎が出来てないと、英語で何か専門分野を学ぶときに躓く。
学校での1週間の流れを教えてください
・週2日:午前9時~午後5時 座学 (基本は講義を受ける時間ですが、課題に取り組む時間に充てられることもあります)
・週1回 半日の自習
1年のスケジュールを教えてください
1年で次の5つの分野を勉強します。
・Marketing Planning and Control
・Research Methods for Business and Marketing
・Business Process Management
・Applied Management Methods
・ Internship
課題はどのくらいの頻度で提出しましたか?
Internship以外の各科目で3つずつ(12課題)、Internshipで4課題、合計で16課題でした。 Term1はグループ課題 Term2はグループ課題と個人 Term3は個人 という感じでした。
他の生徒の国籍/年齢など教えてください
クラスメイトは16人で、年齢は20代~40代までと幅広かったです。国籍は5か国(フィリピン、インド、ブラジル、韓国、日本)でした。単身者が多くて、母国で職歴を積んでから来た方が多いという印象です。入学目的はそれぞれで、NZで生活する足がかりにするため、VISAのため、という感じです。
アルバイトはされましたか?/他の生徒はしていましたか?
自分は勉強に注力したかったので、アルバイトはしていません。ただ、ほとんどの方が学校に通いながらアルバイトもしていました。
インターンシップ先は?期間は?どのように決めましたか?
インターシップ先は学校の担当者が決めてくれました。まず自分からリクエストを出して、そこから相談しながらキャリアに合わせて決める、という流れでした。期間は3ヵ月間です。(NZで働くときの試用期間と同期間)
インターンシップ先では何をされていましたか?
食品業界でインターンシップをしました。オフィスと製造部のサポート業務を経験しました。主に、データ整理とデータ入力を担当しました。 週4日間、1日5時間のスケジュールでした。20時間/週で12週間のインターンシップなので、合計で240時間以上ですね。
学校に通学中一番大変だったことは?
授業と課題が大変でした。特にTerm1は慣れるまで大変でした。
学校に通学中一番楽しかったことは?思い出は?
クラスメイトとコミュニケーションをとるのが楽しかったですね。誕生日パーティなどを開催してくれるクラスメイトがいて、勉強だけではない、友人とのイベントも楽しかった思い出です。
滞在方法は?
NZに来た直後は、学校指定のホームステイでした。英語の勉強のために、初期滞在はホームステイにしました。2017年1月、ご縁があってホームステイからフラットへ移りました。
ニュージーランド滞在中にしておいてよかったこと
ニュージーランド滞在中にこうしておけばよかったこと
渡航前にもう少し英語を勉強していればなぁと思います。英語の勉強に充てていた時間で他のこともできたかもしれないな、と。例えば、アルバイトとか。かなりの時間を勉強に費やしましたが、もっと英語力があれば、生活に幅を持たせられたかもしれないな、と思います。
オークランドに1年滞在されて、改めて今の生活をどう感じていますか?
オークランドは特殊だと思うので、何とも言えないですが、NZは将来日本にこうなってほしいというのを体現している国だと思います。オークランドは日本とほぼ変わらない感じで、日本人もなじみやすいと思います。ノースにいると時間がゆったり流れている気がしますね。 一方で、シティにいるときは日本にいるときとあまり変わらない感じがします。なんというか自分には少し発展していて、都会すぎるという感じです。 物価は物によって違うかなぁ。最低賃金の兼ね合いもあるので外食は高いけど、フルーツは安いし、物価が高いとか安いとかは一概には言えないですね。でも、特に違和感もないです。生活様式というか「暮らす」という点でいえば、日本にいるときとさほど変わらないと思います。違いを感じるのは、当たり前ですけど言語と、色々な人種がいるので文化の違いになれる必要がある、ということでしょうか。
日本人との交流はありましたか?
最初の6か月は日本人との交流もありましたが、今は各国の友人との交流の方が多いかもしれません。
今後の予定は?
学校を卒業したので、就職活動です。
今後、同じコースに通う予定の方に何かあればお願いします
入学要件ギリギリのレベルで入ると英語がネックになるので、入学前に英語の勉強を頑張る必要があります。あとは、ビジネスとマーケティングが楽しいと感じる方なら、とても実践的な教育がなされているので得るものが多いと思います。自分が入学したときと現在ではカリキュラムが若干違いますが、ビジネスやマーケティングに関して総合的な力をつけるには良い学校だと思います。
渡航前に一番大変だったことは?
渡航前にしておいてよかったことは?
渡航前にしておけばよかったことは?
全て英語です。IELTS6.5までとっておけばよかったな、と。英語力があれば到着後、すぐに現地の生活に馴染むことができるので。
ニュージーランド移住前はニュージーランドに何を求めていましたか?
日本のようにせかせかした時間のリズムではなく、タイムリッチなゆったりした生活を求めていました。
ニュージーランド移住後のニュージーランドのイメージは変わりましたか?
基本的には御社のニュージーランド移住・留学セミナーの情報通りで、特にギャップはなかったですね。自分が住んでいるオークランドのノースショアに関しては、かなり生活しやすいです。 物価は物によって異なりますが、フルーツの値段が安いのは非常にありがたいです。健康的な海外生活を送れていると思います。 NZ(オークランド)の冬は天気が変わりやすいと聞いていましたが、想像していたよりは天気の移り変わるスピードは速くないな、という印象です。
日本にあってニュージーランドにないものはなんですか?
全国を網羅する電車 。電車が好きな人や、郊外に出る際は不便を感じるかもしれません。 あとは、おべっかや建前。NZでは、”カラスは白だよな、はい、誠にその通りでございます”というようなおべっかや建前を使わなくて済みます。簡単に言えば、本音で生きやすい国です。
ニュージーランドにあって日本にないものはなんですか?
うーん、「思いやり」でしょうか。例えば、日本は交通システムの構築や整備が追いついていないように感じますし、自動車と歩行者との間の思いやりがあまり感じられませんでした。車社会のNZよりも、日本では歩行者が巻き込まれる類の交通事故が多いと思います。 もうひとつは、報道の透明性、ですね。日本は、しょうもないようなスキャンダルは取り上げるのに、大事な情報を報道していないように思います。あるいはネガティブなニュースを延々と繰り返し報道する傾向もあるかな、と。一方で、NZは必要なニュースを淡々と報じている印象があります。
現在のニュージーランドでの生活には満足していますか?
住環境が良く、非常に満足しています。オークランドのノースショアで感じるような住みやすさは、日本に住んでいるときには一度も感じられませんでした。
今後の目標は?
「ゴールはスタートの始まり」です。まずは専門学校に入学して移住する、というゴールが達成できたので、また新たなスタートだと思っています。次の目標はNZに生活の基盤を作って、永住権を取得することです。英語面では、IELTSオーバーオール7.5!各バンド7!!を目標に勉強を続けています。
渡航前のサポートを利用した感想は?
貴社の渡航前のサポートには総じて満足しています。貴社会員になることで、ニュージーランド移住セミナー・面談、銀行口座開設サービスなどの生活サポートがついてくるのは有難かったです。
現地オフィスのサポートを利用した感想は?
オフィスは無駄なスペースがなく、広々としていて開放感を感じました。 渡航後の現地サポートは渡航前サポートと比べて、生活に必要なことを中心に淡々と行なっているという印象です。
当社へ何かございましたらご意見ください。
渡航が実現できたのもダウンタウンデスク社のおかげだと思っています。ありがとうございます。これからも生活サポート会員さんに真摯かつ誠実に接していただきたいです。
今回の移住留学が実現できたのは御社のきめ細かいサービスのおかげです。とても感謝しています。渡航前の準備についてもフォローいただきました。とくに大変だったというのはなかったです。連絡もタイムリーにいただけていました。ただ、個人的には税金関係の手続きは大変でしたね。
リクエストとしては、渡航後の会員同士の交流会を頻繁に開催していただけるとうれしいです。あと、渡航してから数か月に1回くらい連絡があれば、近況報告しやすくていいと思います。自分は住んでいるところも学校もノースなので、何かきっかけがないとシティのオフィスに来る機会もないので。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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