英語コラム第40回:Halloween用語

さー、今年もまたアメリカに魂を売り渡した日本国の伝統行事(?)、Halloweenが今週末に近付いてきました!正直ニュージーランドでは本家アメリカほどにHalloweenは派手に騒がないんですが、それでもprimary schoolなどでは毎年仮装パーティーが開かれたりして子供たちには人気のイベントになってきています。

 

今回は通常の真面目(?)な内容からちょっと離れて、Halloweenにちなんだ単語を集めた軽~いノリのコラムです。

 

ただ、「Jack-o'-lantern」とか「Trick or treat!」とか色んなとこで説明されてることを書いても能がないので、あまり耳にしない単語を集めてみました。

子供向けのHalloweenにまつわる童話やテレビを見ると、なんと未知の単語が多いことか!と驚きます。
これクリスマスも同じですが、さすがに日本文化に取り込まれた歴史が違うのでクリスマス用語はまだカタカナ英語として定着してるものが多いですね。

 

☆仮装

Halloweenではたいがいオドロオドロしいものに仮装しますが、このの仮装

Halloween disguise

と呼んだりします。あと、仮装パーティー

masquerade」とか「costume party

です。

ちなみに、僕の結婚式の招待状には「なお、当日は正装もしくは仮装でおいでください」と書いたんですが(マジ)、本当に仮装で来てくれるシャレた友達はいませんでした。

( ` 3 ´ )チッ

 

☆ホウキ

魔女(witch)が乗ってるホウキですが、英語では

broom」、またがる柄のところは「broomstick

です。

最近は魔女のホウキにも「Dyson」って書いてあるとかないとか。。。

 

☆死神

オークランドでもHalloweenで小さな子供が「死神」のコスプレしてるのと道でよくすれ違ったりするんですが(めちゃくちゃカワイイ!)、これ

Grim Reaper」、単に「Reaper」、またはそのまんま「Death

って英語では言います。一応「」なので全て大文字で始めるのがよろし。
Reaper」は『刈り取る人』、文字通り命をあのでかい草刈りがま(Scythe)で刈り取ります。

あと、死神はもう片方の手に「Sands of Time」を持っていることもあります。
これは砂時計(hourglass)で、落ち切ると取り憑かれた人に死が訪れます。

 

☆オオカミ男

オオカミ男はwolfmanではなく「werewolf(ウェアウルフ)」、または「lycanthrope(ライカンスロウプ)」っていわれるのが一般的です。後者はラテン語とかギリシャ語由来らしいんですが、なんでこんな難しい言葉使うのか意味不明です。。。

 

☆ミイラ

なんかもうお化けや妖怪関係ならなんでもアリみたいですが、

mummy

は準備不要でお手軽ですよね!

もうトイレットペーパーあれば十分コスチュームですから。(笑

ただし、全裸にトイレットペーパーは危険だから止めましょう。

できればトイレットペーパー取ったら中に誰もいなかった というデイビッド・カッパーフィールドばりのイリュージョンを用意しておけば完璧でしょう。

 

 

最後に余談ですが、実はイングランド南部(ロンドンとか)はガイ・フォークス・ナイトGuy Fawkes Night)と時期が重なっているためか、Halloweenが定着してきたのはここ15年くらいみたいです。まだ「Halloweenはアメリカのお祭り」と冷めた見方してる人もたくさんいます。

ガイ・フォークス・ナイトは当時の国王を爆殺しようとしたテロリスト、ガイ・フォークスの人形を市中曳き回して火あぶりにして最後に花火を打ち上げるという残酷なお祭りです。イギリスからの移民が多いニュージーランドでもこの週だけは花火販売が解禁になってそこかしこで花火が打ち上げられますよ~。