ビジネスシーンで使う表現は日本語でも英語でも同様ですが、ポジティブな言葉が好まれます。
ちょっと大袈裟だったり、比喩的だったりするものもありますが、僕がいた外資系の職場で良く使われていたそんな言い回しをいくつかピックアップしてみました。
1) His team burnt the midnight oil to complete the project on time.
「夜遅くまで仕事をする」という表現で、単に「stay late at work」と言うよりも、遅くまで残業してでもやり遂げるという意志を感じさせます。
2) I am prepared to roll up my sleeves.
僕が昔の転職先の入社初日に挨拶メールで使った「やる気満々で仕事を始める」という意味です。まー、最初の内は誰でもやる気があるのは当然なんですが。
3) Going forward, we may need to add some more functionalities on this product.
「in the future」とほぼ同じ意味ですが、実はあってもなくても意味的にあまり変わらない便利な繋ぎの言葉です。同僚のインド人が多様してるので最近僕もマネてるんですが、forwardという単語で微妙に前向きな雰囲気を醸し出してます。
「What's your plan going forward?」のように、名詞の後に付けて「将来的な~」といった形容詞的使い方もされることがあります。
4) Our manager told me to plan ahead for possible issues we might face.
「先の計画を立てる」という意味で、これもplanだけでいいところを敢えてaheadというポジティブな単語で先手を打っておく感じを強調しています。
やっぱり英語はこういった大袈裟な表現が得意ですよね。
謙遜を旨とする日本語ではなかなか恥ずかしくてこうも行きませんが、英語を使う時は人格を変えるつもりでこういう表現も大胆に使ってみてください。