「使えないカタカナ英語!」みたいな本って売れてますよね?僕も何冊か持っていたりしますが。
昔会社の同僚が「カウンセリング系の本でClientをクライエントと書いてて違和感あった」という話をしてて、このカタカナ英語で盛り上がったことがありました。
Clientは一般的には「クライアント」の方が通りがいいと思いますが微妙で、eの部分の発音はあいまいな母音(eがひっくり返った発音記号のやつ)だから「クライエント」に聞こえてもあまり不思議はありません。
が、多くの日本人が明らかに間違って覚えてしまっているカタカナ英語があります。
面白いサイトを見つけたのでリンクを載せておきます。
ここのトップ3は正直僕も間違った方が正しいものと思い込んでいました。orz
No.1の「attache case」はカバン屋さんでも「アタッシェ」って言ってるとこはないんじゃないでしょうか?
元々はフランス語から来た言葉で、もっと正確には「アタッシェイ」の方が近いと思います。歌手のBeyonceも「ビヨンセ」じゃなくて「ビヨンセイ」なんですよね。
No.2の「relaxation」も、Googleの検索結果だと日本では圧倒的に間違ってる方の「リラクゼーション」が普及しているようです。
No.3の「narcissist」は目から鱗でした。アルファベットのスペルを読むと間違って発音する余地はないと思われるのですが、最初にこの言葉を輸入した人が相当頭悪かったんですかね?責任者出て来い!
\(*`∧´)/
ちなみに、「narcissist」の語源はギリシャ神話に出てくる「Narcissus」という少年が、泉に映る自分の姿に見とれて死んでしまう、というところから来ています。その後に水仙の花が咲くのですが、水仙の学名も「Narcissus」です。確かに水辺に咲いていて、ずっと水面を見つめているようですよね。
残りはゆっくり見てみてください。さすがに僕は他の単語は大丈夫でしたが、シュミレーションとコミニュケーションはビジネスシーンでもよく見かける誤りです。終いには「飲みニュケーション」なる造語まで間違った発音を元に造られたようで・・・あるべき姿は「飲みゅニケーション」でしょう。
「成功者の習慣」を教えてくれるこのサイトなんて、「まず相手の言っていることに耳を傾けましょう」とか言っておきながら、ちゃんと聞いてれば「コミニュケーション」には聞こえないはずですが・・・
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この逆パターンで、綴りではなく発音をそのまま取り入れた外来語もあります。例えば「メリケン粉」。非常に忠実にAmericanを発音してくれてます。この言葉を輸入した先人はPhonicsの達人と見た。
( ̄ー☆
今日の話題は一般に言う「ネイティブには通じないカタカナ英語」とはちょっと違う視点でのカタカナ英語のトピックでした。一般的な方はまたの機会にでも取り上げたいと思います。