結構有名なチェーンメールらしいですが、なかなか秀逸なので以前の職場の同僚にこれ送ってみたことがあります。
Aoccdrnig to a rscheearch at Cmabrigde Uinervtisy,
it dseno't mtaetr in waht oerdr the ltteres in a
wrod are, the olny iproamtnt tihng is taht the frsit
and lsat ltteer be in the rghit pclae. The rset can
be a taotl mses and you can sitll raed it whotuit
a pboerlm.
Tihs is bcuseae the huamn mnid deos not raed ervey
lteter by istlef, but the wrod as a wlohe.
しょうもないダジャレではなく「Intelligent Joke」に属するものと個人的には思うのですが、読んだ同僚達の感想が面白かったです。
●隣の島の女性二人
「いっぱいスペルミスがあって面白いってこと?」
⇒いや、あの、、、本文ちゃんと読みました?
●目の前の女性
「なんかぁー、英語がいっぱぃ書いててぇビックリしちゃったぁ~」
⇒すみません、あなたに送ったこと自体が間違いでした・・・
●アジア人プログラマ
「Yes, yor'ue asbloutley rhgit!
Ragrdes,
xxxxx」
⇒一番気が合うやつでした。さすが、分かってるね!
英単語のスペルを間違えてしまうことは、テストでやると0点ですが、コミュニケーション(意思疎通)の観点からは決して0点ではないというのは面白い考察です。ちゃんと筆者の言いたいことが伝わっているという意味で、明らかに80点以上は目的を満たしていると思います。
話す時も書く時も、間違いを恐れて行動に移せないというのは語学を習得していく上で最も避けなければなりません。
今回の例のように「間違っても何とかなる」という前提を知った上で、どんどん恥をかいていきましょう!人間、一度間違ったことは記憶に深く残るので、二度目の間違いはほぼなくなるはずです。
ちなみに・・・この人間の目と脳の認知システムを意図的に利用したとしか思えないブランディング戦略をご存じですか?
ファッションブランドの「French Connection」が展開した「fcuk(French Connection United Kingdom)」です。
上記の「最初の文字と最後の文字が同じ」法則に乗っ取っているので、例の四文字の卑語に一瞬読めてしまいます。
French Connectionは意図的に狙ったと公に認めていませんが、イギリスではコマーシャルが放送禁止になり、それが逆に反体制的なイメージ確立に寄与して、High Streetの若者向けブランドイメージを築いています。
最初からそこまで狙っていたとしたら、仕掛けた人ってかなり切れ者ですよね。
( ̄ー☆